イギリスにおいては、各大学や地域が独自に学位の種類や名称を定めている。例えばケンブリッジ大学とオックスフォード大学のMAは、学部入学から一定期間を経た学部卒業生に与えられるもので、大学院の学位ではない。またスコットランドの一部の大学では、学部卒業生にMaster of Artsを、修士課程修了者にBachelor of Artsを授与している。
しかし一般には、スコットランド以外の地域では学部で3年以上の課程を終えることで学士号(bachelors degree)を得る。これには優等学位と普通学位とがある。一方スコットランドでは、4年間の課程を終えることで優等学位が授与される。修士号は学士号取得後1~2年の大学院課程を修了することで、博士号は学士号取得後最低3年の独創的な研究を認められることで授与される。さらに、公刊された研究業績によって審査される、名誉学位的なHigher Doctorate(上級博士)の学位がある。
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これ以外に、certificateやdiplomaと呼ばれる学位や職業資格が数多く存在する。学士号を持たない者が1~2年の課程を修了すると得られる「準学士」「準修士」ともいうべき性格を有する称号である。
ドイツ連邦共和国では、独自の制度があり、ディプロームやマギスターという独自の学位を設けてきた。しかし、国際化の進展とともに独自の学位が不便ともされるようになったため、アメリカ合衆国式の学位制度も創設されるに至っている。